交通事故で後遺障害(後遺症)が残ったら

もし後遺障害(後遺症)が残ったら、後遺障害に対する慰謝料と逸失利益というものがもらえます。
そして、ここが最も加害者側が安く示談提示をしてくる部分なのです。
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自賠責保険の水準(通称:「自賠責保険基準」)という最低限の支払い水準

車に乗る人は義務付けられている自賠責保険という保険があるのですが、加害者側の保険会社が提示してくる後遺障害慰謝料や逸失利益は、その自賠責保険の保険金(自賠責保険の保険金としておりるお金であって、加害者側の保険会社が支払うものではありません)と近い金額だったりするのです。

しかし、被害者がもらう示談金は、そのときの慰謝料などもありますが、将来にわたって仕事などに差し障る影響を考慮した逸失利益なども含まれますし、将来介護が必要な場合は将来介護費、家屋の修繕が必要になるような後遺障害では家屋修繕費も賠償金に含まれます。

例えば高次脳機能障害などの場合に同居する被害者家族の24時間体制とも言える介護が必要な場合もありますが、
現実の賠償金ではそんな介護に見合う金額には到底及ばないケースがとても多くあります。

自賠責保険が定める自賠責保険基準の損害賠償金だけで足りるはずがありません。
とくに後遺障害が残った交通事故被害者はそうなのですが、加害者に対して裁判を起こすと、
自賠責保険基準よりも高額な金額での判決を得ることが多いです。

たくさんの交通事故裁判で判決が認めてきた交通事故賠償金の水準は「裁判基準」と呼ばれ、
交通事故で被害者が本来もらうべき賠償金の水準のなかで、もっとも高額なものとなります。